今朝、洗濯だけ済ませてすぐに散歩に出た。
今の場所に引越してきてから3年弱、この場所がとにかく嫌いで、どこか嫌なエネルギーを感じるし、良い散歩コースすらなくて(ランニングコースも最悪)、天気の良い朝もどこを歩いていいのかわからず途方に暮れていたのだけど、今朝、初めて良いコースを見つけてしまって、歩いて帰ってきた今も心が少し弾んでいる。
コースの途中の神社。
割と有名な神社らしくて、初詣のときはすごい人で賑わうのだけど、休日の朝は人気もなく特に空気が冷たくて、しんとしていて素晴らしかった。
もう巫女さんたちはお仕事を始めていて、すれ違うと笑顔で挨拶をしてくれた。
ここに住み始めて初めて、土地の人に受け入れてもらえたような気がして嬉しかった。
神社までの道のりは、きったない川が流れている側を通り、小さな公園の脇を抜けてくる。
川では汚いなりにちゃんと鴨が連なって泳いでいて、川沿いには犬の散歩をするおじいちゃん、そして公園にはゲートボールを嗜むマダムたち。
家の近くに、こんなに平和な世界があるなんて、今の今まで知らなかった。
そんな長閑な朝に感激して帰ってきたら、なんか何でもキラキラして見えてきてしまって、人間てなんて単純なんだろう、と思った。
ヨガ哲学で散々「あるものに満足することで内側の平和、平穏が訪れる」と習っているのに、全然わかってなかったよね。
お散歩ひとつにも平和が隠れている。
それを、大いなる秘密を知ってしまったように浮かれてる今。
朝ごはんも美味しいし、家事も苦にならない。
やる気に満ち溢れている。
たったこれだけで一日大事に過ごそうって思えるからすごい。
お散歩パワー、恐るべし。