もう3月というのに、毎日まいにち寒くて寒くて嫌になる。
頭では、3月はまだ寒いとわかっちゃいるけど。
関東では2週間も前に春一番が吹いてしまい、もう身体は一足先に春気分なのよ‥‥。
2月に一度あった20度超えの日、近所の生物園に行き温室で熱帯植物やらアゲハ蝶を見てきたから尚更。
もう、身体がこの寒さを一切受け付けなくなっている。
もともと、暑いのが好きで寒いの嫌いだったけど、暖冬といわれた今シーズンですら、この寒さには幾度となく怒りを覚えた。
年のせいかな。
でも、寒がりのくせに、わたしは暖房が嫌いだ。
というか、夏場でも、空調が嫌い。
人工的な乾燥した風が嫌いなんでしょうね‥‥。
で、我が家ではどんなに寒くても滅多に空調を付けることはなく、
辛うじて寝室で寝るまでオイルヒーターをつけておくか、布団に電気毛布を敷いておくかで凌いでいる。
人がこんなことしてたら、我慢せずに空調使えよ、と思うけど。
それでいつも思い出すのが、ヨーロッパにあるセントラルヒーティングだ。
あれは賢い。
大好きだった。
なんで、日本でも採用されないのか。
冬なんて寒いに決まっているのだから、寒くなってきたら一括で全ての部屋を暖めてほしい。
そうすれば、廊下や玄関だけ寒いなんてこともないし、外出から戻れば家の中は既に暖かくて、部屋では半袖で居られるし、浴室でヒートショックも起こらない。誰もがハッピーなのに。
日本て、家具付きの賃貸も少ないし、エアコン自分でつけないといけない部屋の方が多いし、暖房も部屋毎に必要なら買えってことだし、モノを買わせるためにこういう仕組みなのでは、と思ってしまう。
セントラルヒーティングがあれば、こんなに冬を嫌いになることもないのかもしれないと思うと、日本の空調設備の罪は重い。
こうなったら、セントラルヒーティングの存在する国に引っ越すか、はたまた常夏に引っ越すか。もう選択肢はどちらかしかない。
それくらい、最近の寒さが許せない、わたし。
1週間先の天気予報を見て、また絶望しています。