暑い‥‥
関東毎日こんなに暑くてさ、梅雨が明けたらどうなっちゃうのよ。
今朝は7時に散歩に出かけたけどもう既に遅かった。
行くなら6時台までか、日が落ちてからじゃないと無理。
毎日尋常じゃない暑さが続く中、丸の内のお洒落カフェのテラス席も、一見涼しそうに見えて熱風が肌を撫で注文したモンブランは瞬く間にぬるくて柔かくなってしまう程。
この日は友人とランチ。
出会って2年程、同い年でヨガ仲間でもある彼女とは、何でも気兼ねなく話せて、信頼している。
ランチを終えて帰りながらふと、ここ数年の自分の人間関係を考えていたら、大人になってからできた友人の方が深い関係にあるかもしれないなということに気がついた。
学生の頃から仲良くしていた子たちは皆、結婚して家庭ができたり、バリバリ仕事一筋だったりで、なんとなく疎遠になっていることが多い。
でも、ここ5年くらい?自分もいい大人になり、生活リズムや趣味がだんだん確立されてきてからできた友人は、自分の出来上がったベースの中に入ってきてくれた子たちだから、何というか、空気感や価値観が近くて、打ち解けやすい。歳とったせいもあるのかいきなりある程度深い話になっても違和感がないし、むしろそれぞれちゃんとした考え方を持っている子が多いからどんな話題にもしっかりと向き合ってくれる感じがする。
その点、学生時代からの友人とは、会って話すと自分も相手もどこか学生の頃に戻ってしまうのか、なんだか幼くなってしまい馴れ合いの感じが抜けない。
学生時代は、同じ学校で勉強して部活して、恋をしたりなんなり同じ環境で生きていたからこそ、共有するものがたくさんあったのだなと改めて感じた。
今はお互い違う環境下にいて、人生における優先順位も全然違う。だから、同じ物事に対する反応も全然違ったりする。これはこれで面白いけど、自分も相手も、変わったんだな〜と思う瞬間だ。
大人になってから、それぞれがまたそれぞれの価値観を身につけているんだなって。
逆にいうと、大人になってから仲良くなった友人に、もし学生の頃に出会っていたら、友達にはなれてなかったかもしれない。
これもまた面白い。
学生時代の友人との仲がなんとなく薄れてしまったり遠のいてしまったりして寂しさを感じることもあるけれど、それはきっと自分だけじゃなくて相手も何かしらを感じているんじゃないかな。
自分自身の今の考え方や価値観をしっかりと理解して、昔の関係に固執せず、新しい関係を楽しむことが大事だと改めて思う。
関係の長さと深さは、比例しない。
勿論、長ければ長いほど深い関係になることはあると思うけど、そうじゃない場合もあるよねって話。