先日教わったたヨガ哲学のお話をシェア。
ヨガの哲学には「カルマ」のお話がよく出てくる。
カルマ=行為で、行為には必ず結果が伴う、というもの。
悪い行いをせず、良い行いを積み、深い瞑想を続けることで、
行為そのものをしなくなって、結果が返ってこない状態を「悟り」というらしい。
そしてその良い、深い瞑想をするためには良い行動をを重ねることが大切という。
これが今日とても納得がいって、自分の今までの瞑想を振り返るきっかけになった。
瞑想をしているときって、必ず考えが浮かんでくる。
勿論、集中していると、その考えを手放すことができてくるけど、そんなのは割と一瞬で、
すぐにまたぐるぐると思考の渦が現れてくる。
で、その「思考」の質に注目したときに、思ったのが
いつも浮かんでくる考えって、大抵が不安や心配、後悔などネガティブなところから来ている、ということ。
仕事嫌だな〜
ゴミ出し忘れた‥‥
昨日の夜は食べ過ぎた。。。
あの人のあの発言、きっとわたしのこと嫌いなんだろうな!
とか、そんな感じ。
あんまりポジティブなことって浮かんでこない。
いや、元々ポジティブ思考の人はガンガンハッピーなアイデアが浮かぶのかもしれないけど、、
まあとにかく、どうしても浮かんでくるネガティブなことばかり‥‥。
で、これを更に分析してみると、
仕事嫌だな→ 転職するor仕事の楽しい部分を見つける
ゴミ出し忘れた→忘れずに出す
食べ過ぎた→腹八分目で終わらせる
あの人のあの発言〜→人のこと気にすんな
とまぁ、全部自分でどうにでも良い方向に持っていけるんですよ。
良い方向に持っていけさえすれば、
こういう些細なことに思いを巡らせることも減り、瞑想にもっともっと集中できる。
そのサイクルを自分で作るには、やっぱり日頃の全ての行いにちゃんと意識をおいて、
悔いなく執着なく過ごす。これしかないんですよ。
悔いや執着がないように過ごす、それ即ち自分にとっての良い行為を積み重ねるということだよね。
あーなんてシンプルなんだろう。
とハッとしました。
良い瞑想の為に良い行動を。
少ーしずつでも実践していくよ。
それが人生だものねぇ。