今年、ヨガのインストラクターの資格を取るためのティーチャートレーニングコースを受けることにした。
ヨガを始めてまるまる2年。
2019年、本格的にスタジオに通い始めて、楽しくて仕方なくて週2−3回のペースで通ってたけど、今思えばその頃はただフィジカルな面の変化が楽しくて続けていたのかな、と思う。
去年の春、世の中が変わってしまい、スタジオに通うのをやめていた。
そんな中
最初の緊急事態宣言が出たときに、
仕事もなかなか始められなくて、とにかくひたすら家にいたので
「毎日マットを広げて練習する」
という目標というかタスクのようなものを設定して、家で練習を始めた。
スタジオに約1年通ったこともあって、ポーズの基本はできるようになっていたから、
YouTubeでレッスン動画を探して観ながら練習したり、気分の赴くままに自分でシークエンスを組んで練習したり。
気づけば3ヶ月間一日もサボらずに続けることができていた。
勿論体に変化があったし、できなかったポーズができるようになったりもしたけど、
継続することの大事さに改めて気づき、継続できていることで自信がついた。
そしてなにより、ヨガについて前よりももっと深く学びたいと考えるようになった。
去年の春から夏にかけては
状況が状況で、とにかく先行き不透明な中で、自分に何ができるか、何がしたいか、と今まで以上に自問する機会が多かった。
そんな中で、今の自分の生活の大部分を占めているのはヨガだということに改めて気がついた。
ヨガは、マットの上でポーズをとることだけがヨガなのではなくて、食事だったり考え方だったり人との接し方だったり、自分が生きることの全部がヨガだっていうことに薄々感づいているときだった。
今まではぼんやりと考えていた「いつかインストラクターの資格でも取れたらいいなぁ」がだんだん自分の中で具体的になっていった。
去年の夏、親戚に新しいスタジオを紹介してもらい、そこに通い始めた。
そこで、すごい衝撃を受けた。
人生で初めての、一目惚れ。
それまで自分が通っていた近所のヨガスタジオ では、正直何か物足りない気がしていたのだけど、
その新しいスタジオでは、自分が理想としているヨガが目の前にあった。
フィジカルな部分だけではなくて、メンタルにも響く、もっと生活に根ざしたヨガ。
そこで教えている先生方の素晴らしさにも感動するばかりなのだけど、
それだけじゃなくて、そのスタジオは通っている他の生徒の方々も皆が皆美しい。
表面的な美しさではなくて、内面から滲み出る美しさ。
色んな個性ある美しさが重なりあって、そこのスタジオはいつもパワーに満ちてものすごくクリアな空気が流れている。
その全てに、心の底から惚れ込んでしまった。
こんなに素敵な場所があったなんて‥‥。
実は全然家から近くなくて、片道1時間以上かかるんだけど、それも全く気にならないくらい、
毎回刺激的で価値のある体験ができる。
この場所に巡り合えて幸せだなぁと、
去年、世の中全体が暗い空気の中でも、わたしはしみじみと幸せを感じることができた。
そして去年末、とうとう決心してこのスタジオでインストラクターになるためのコースを受けることにした。
本当は時間をかけてスタジオを選ぶべきかもしれないけど、わたしはこの一目惚れを信じて、スタジオの先生方に身を任せることにした。
全部が全部、巡り合わせなんだと思う。
2019年にヨガを始めて、2020年は仕事が思うようにできなかったけど、今の自分にはヨガが必要だということに気がつくことができた。
今年はこのティーチャートレーニングの様子を少しずつ書き残していこうと思う。
いよいよ今月末からこのコースが始まる。
こんなにワクワクしてるの、久しぶりだな。