台北初心者の我々は、大人しく定番の観光地だけに絞って行ってみることに
胸張って「台湾行ってきました♡」って言えるような場所ね
多少アクセスが面倒(不便、という程ではない)な場所もあったけど、
どの場所もとてもエキゾチックで、行く価値あり。
Contents
世界一有名な白菜
到着の翌日は、ガイドブックに倣い故宮博物院という場所へ
梅雨の台北、この日の朝は大雨。
電車、バスを乗り継いでのアクセスが面倒だったこともあり、試しにUberを利用。
ホテル(Papa Whale)から故宮まででNT$300(=1,200円)くらい
台北のUberもなかなか良い。高くないし、ドライバーさんも親切
翻訳機を持っていてそれ駆使していたからすごいなーと感心。
翻訳機に頼らず自分のことばで相手とコミュニケーションを取りたいと思っちゃうけど、こうやって便利に使われているのをみると、悪くないなと思う
この白菜、何年か前に日本に来てたと記憶しているのだけど、
そのときは駅のホームにでかでかとポスターが貼ってあったの目にしたため、
めちゃくちゃ巨大な白菜だと思い込んでた。
そしたら、実際の白菜、すんごい可愛いサイズ...。
昔一度、フランス人の友人をハチ公前に連れて行くときに
「ハチ公どんだけでかいと思う??」と質問したら
彼女は「わざわざ訊いてくるということは、相当大きいに違いない」と思い込んだらしく、
実際のハチ公を目の前にして、小さくてがっかりしたらしい。
というのを思い出した。
彼女にとってのハチ公と、私にとっての白菜が重なった。
この場を借りて彼女に謝りたい。
あのときはがっかりさせてごめんよ、思い込みって怖いね。
さてその白菜、小さいにもかかわらずとても精巧にできていて、
顔を近づけて、いろんな角度から眺めれば眺めるほど、美しいと思える作品。
この作品だけ特別室みたいな場所に展示されているのだけど、別のゾーンで他の翡翠作品を見たあとに改めて見ると、そのすごさがわかる。
白菜と、その隣にあった豚の角煮を見て満足し、博物院をあとに。。。。
(本気出して館内を見て回ると、丸一日かかるよ!)
帰りはバスと電車で移動。
バスも前日に購入したEasyCardでスイスイ。
バス代、安い
市内の移動は定額でNT$15(=60円くらい)だったと思うので、
バス移動が苦手でなければバンバン利用しちゃってもいいかも。
街を歩くのも楽しいけどね〜
そういえば、台北のMRTという鉄道は、駅構内や車内での飲食厳禁。
ガムとかも見つかると高額な罰金が待っているらしい‥‥
それもあって、駅も車内もとっても綺麗。
まさに「混沌」士林夜市
MRTの剣潭駅から歩いてすぐ、上野のアメ横をでっかくした感じの夜市、それが士林ナイトマーケット。
午後には雨も上がっていて、蒸し暑さが鬱陶しい中、この夜市目指していろんな人がぞろぞろと歩いている
台北の夜市はたくさんあるけど、ここ士林はかなり大規模な市場。
活気と熱気がものすごくてちょっと気が遠くなる
夕食後だったので食べ歩きはそれほどせず、チープなファッションアイテムを探し彷徨う。
ワンシーズン着倒しせればいいかな、みたいなアイテムを揃えたお店が所狭しと並んでいて、見ているだけで楽しい
どこのブランドかも全くわからないけど、意外と可愛いものが多くて、結局Tシャツやらパンプスやらを買ってしまった。
パンプス、1,300円で爆安だったわ〜。
屋根がついてアーケードになっているところがあって、そこでは射的やエビ釣りなど、日本の縁日でも見かけるゲームがたくさん。
お店の人たち、日本語で一生懸命話しかけてきます。
やりたくなかったら、勇気を出して「ごめんね 」って言わないと、けっこうしつこいので、気をつけて笑
通りでBGMが流れていてとにかく賑やか(というか煩い)から、大きな音が苦手だったりするとけっこう疲れるかも
でも、こういうときくらいはちょっと異国の世界を覗いてみようということで、行ってみるほうが絶対後悔しない!
the 映えスポットその1 空高く舞う灯籠、灯籠、灯籠〜!!!
台湾といえば、日本人なら真っ先に思い浮かぶのが九份ではないかしら。
千と千尋の神隠しのモデルともいわれている、提灯が揺らめく幻想的なあの街。
その九份のお隣(?)十份に、冷たい雨の降りしきる中、遥々遠征。
バスで行ったり、ハイヤーを手配して行ったりもできるけど、我々は電車を乗り継いで向かうことに。
台北駅から、メトロではなくTRAという線(JRのような鉄道)に乗り、途中瑞芳駅で別の線に乗り換え、十份駅まで。
メトロは飲食全面禁止なのに対してこちらの国鉄ではOKのようで、車内でお弁当食べたりおかし食べてるお客さんがちらほら。
これを見て気づいたけど、新しい線(メトロ)を飲食禁止にしたのは、放っておくと車内や駅構内で食べたり飲んだりし放題になってしまうっていうのが理由なんだな。
メトロは本当に清潔感あって乗り心地良かったけど、一方でTRAは古臭い感じに溢れてた。
ちょっと市街を離れると、いきなり拓けて緑がたくさん目に入ってくる。
台北市内以外は、ベッドタウンなのかたまに高層マンションらしき建物があったり、戸建が並ぶ地域など様々。
結構長い時間電車に乗るので、ゆっくり車窓から外を眺めるのが気持ちいい
この日は雨でちょっと寒かったこともあって、車内はガラガラ笑
自分たち以外誰もいない車内で、ゆったりと景色を眺めたり車内でウトウトしたりしながらの移動。
いい時間だったな〜
十份は、線路に沿ってお土産屋さんや灯篭屋さんが並ぶ。
ここを通る電車が1時間に1本しかないから、電車が来ないうちに線路で遊んだり灯籠飛ばしたりするというシステム。
だいぶ慌ただしいけど、スリルがあって楽しい笑
次の電車までの1時間で遊ぶか、そのもう1本あとまでの2時間で遊ぶか、という感じ。
1時間あれば、灯籠を飛ばしたりお土産をみたりするには十分。
2時間あれば、駅から少し離れた滝を見に行くのもいいかも
我々は灯籠だけ飛ばせれば満足だったので、1時間コース。
灯籠は願い事を4面に書いて飛ばすんだけど、願い事によって色が違うから、何を願うかで決めましょ
灯籠屋さんはたくさんあってめっちゃ声かけてくるけど、何処も値段は変わらないので、お店の混み具合や店員さんのフレンドリーさで決めるのがよし
店員さんがフレンドリーだと、灯籠飛ばすときにたくさん写真撮ってくれたりリクエストに答えてくれたりする。勿論お返しに、こちらも感謝の気持ちとフレンドリー精神を忘れずに
で、綺麗なお姉さん方が声をかけてくれたお店に決めて、早速願い事書き書き。
特別な願いも欲も無かった我々、割と適当に記入笑
ま、実はいざその場に行くまで願い事を書くという事実を知らなかったというのが本音‥‥
小雨が降っていたけど、周りではバンバン灯籠飛ばしてます
我々も、いざ!!!
(因みに大雨だとやっぱり飛ばせないみたい、、、なので、天気をよく見て行くべし)
お姉さんにカメラを預け、ただただ言われるままに灯籠を回転させたりポーズを取ったりしていると、めちゃくちゃたくさん写真撮ってくれる。
このお店、当たりだったかもな〜
因みに、十份駅のホームに一番近い、改札口とは反対側にあるお店。良かったら、是非に。
無事灯籠を飛ばし終えて、その辺を少し散歩して、次の目的地、九份へ。
なんか完全に、写真のためだけに立ち寄った感‥‥(いや、今回はそういう目的)
the 映えスポットその2 ジブリのアレ
十份→九份までは、電車とバスの乗り継ぎ。
十份から瑞芳に戻って、そこからバス。
九份、もともととても雨が多い地域だそうで、もれなくこの日も冷たい雨。。。
奥に見える山々に霧雨が降りかかって、とてもいい雰囲気だったので、雨も悪くなかった。
九份茶坊(Jioufen Teahouse)というお店に寄ってみることに。
店内では台湾茶や茶器を買うことは勿論、お茶菓子と一緒に好きなお茶を頂くこともできる
十份で雨に打たれて弱っていたので、ちょっと迷ったけどお茶を頂くことに。
お茶とお茶菓子で1人2,000円くらいだったような
お座敷のようなところに靴を脱いで上がって、久々に足を伸ばせてリラックス〜。
お茶を持ってきてくれた方が丁寧に説明しながら淹れてくださり、2煎目以降は自分たちでトライ。
確か東方美人茶を頂いたかな、香りが上品ですっごく美味しかった〜!
残った茶葉は包装して持ち帰ることができたよー
お茶屋さんを出た後、辺りが暗くなってきていたので、いざ提灯が並ぶ通りへ。
すると、いい時間帯だったのか、狭い通りは人、人、人、人.......!
雨が降っていたため傘をさす人たちで溢れ、若干景観が損なわれる笑
でも、人通りが途切れた瞬間を狙って写真を撮ってみると、結構綺麗に写る。
真っ暗になってしまうと、提灯の他に街灯が点り始めるから、綺麗に提灯の写真を撮りたかったらその直前、暗くなり始めが一番いいかも。
ここ九份、やっぱり千と千尋の神隠しで有名だからか他の場所よりも日本人観光客が多かった。
あと、お茶屋さんも日本人ばかり。多分、中国茶に興味があるのって日本人なんでしょうね・・・。
ここでも雨を気にせず思う存分に写真を撮りまくり、満足して20時ごろ帰路へ。。。
帰りもバスで鉄道の駅まで向かい、そこから電車で台北駅へ。
そんな感じで、3日目はとにかくフォトジェニックを求めて遠征してお終い。
最後は勿論、ホテルの近くの西門で食べ歩いてから帰りましたよ..... 🌛